JKaiUI改良版 配布中

JKaiUI改良版をファイル置き場にて配布中です。

最新版はここから落とせます。追加機能の使い方の説明は落としたファイルのReadMeファイルを参照してください。

オリジナルのJKaiUIの使い方、Mac上でのXLink kaiの情報はMac de Kaiを参照してください。

JKaiUI改良版はまだ開発版です。オリジナルからそう多く変更していないので大丈夫だともいますが、ご利用は自己責任でお願いします。

2013年4月6日土曜日

ホームポジション型トラックボール 再挑戦

少し前にホームポジション型トラックボールに挑戦して断念したんですが、すこしひらめいたので再挑戦してみました。

ひらめいた!

ホームポジション型トラックボール自体は昔PanasonicのLets noteシリーズでトラックボールをつんでいたんですがあれとほぼ一緒。
あとはlenovoのThinkpadシリーズのトラックポインタが同じような考え方によるものです。
残念ながらPanasonicではもう作ってないです。
トラックポインタは個人的にはセンシティブなので、慣れるまでが大変そうだけど慣れたら使いやすい気がします。

これらについて気がついたんですが、それからさらにひらめきました!
別に親指型トラックボールじゃなくてもいいよねっと。

前回の教訓


前回挑戦したときに実は親指型だと親指で操作するのを前提にしているので、角度調整が難しいと感じていました。
親指で操作するように設計されているので、受け皿は左の方が開くようになってます。
そのため、受け皿とキーボードが干渉していました。
干渉をなくすために角度をずらすと、思った方向に操作できなくなります。
干渉をなくすための高架化なんですが、高さを調整するのが結構面倒でした。
あまり高くすると使い難いのでぎりぎりの高さ調整が必要です。
ただ、これらの問題はおそらく親指型ではないトラックボールを使えば、影響が少なくなるのではないかと考えました。

再挑戦

そこで今回は人差し指トラックボールを利用して挑戦してみました。
先に書いておきますがOSはOS Xにて挑戦してます。

材料

  1. Realforce 91 UBK 
  2. ケンジントン SlimBlade Trackball 
  3. 高さ調節用の本(厚さcm×2

使用ソフトウェア

  1. Trackball Works
  2. KeyRemap4Macbook 
  3. PCKeyboardHack 
 

外観


本2冊とトラックボールの上にキーボードを置いているだけです。
本と本の間をトラックボールのUSBケーブルが通るようになっています。
右側の本は手を置くために手前に寄せてあります。
ただし、リストレストには勝てないでしょう。

ソフトウェア設定


もう一つの工夫点として、トラックボールのボタンを利用せずにキーボードのキーを使うようにしています。
これにより、部品数を減らすことができました。
使用ソフトウェアは上に書いた通りです。
カスタマイズするキー設定を下にまとめておきます(これらのキーはMACでは基本使われない)。

キー設定

  • 変換スペースのクリック
  • 無変換(スペースの左):中央クリック
  • KANA(変換キーの:右クリック
  • スペース+ボールを動かす:チルトホイール(上下左右移動)

Trackball Worksの設定 

誤クリックを減らすためにトラックボールのボタンを無効にます
左ボタンのクリックは無効にできないよう

PCKeyboardHackの設定

通常Macではそのままでは認識されないキーに他のキーをマッピングできるソフトウェア
KeyRemap4Macbookの補助ソフトウェア。
変換、無変換、KANAキーにほとんど使われないキーコードを割り当てます
今回はF17, 18, 19を利用します  

KeyRemap4Macbookの設定

F17, 18, 19に対応したクリックを割り当てます
また、スペース+ボールを動かすことでチルトホイールのようなに動作する機能を追加します
 


使い方


手を置く位置は左手はASDF無変換右手はJKL+ボールになります
変換、KANAキーはホームポジションからだと人差し指、中指、もしくは親指を移動して来て押すことになります
これは少しばかり不便なので改良する必要があります。
ホームポジションから右手はスペース、変換、KANAキーの位置に移動させれば、比較的入力しやすくなり、ほぼ片手でマウス操作が可能になります。

感想

今回作成してみて思ったよりいい感じにできたと感じました
オリジナルと比べて個人的によくなった点あげてみます。
  1. 分解が不要
    • ボールの高さのために分解により高架化の高さを下げるのは難しい
    • トラックボールの本体に容易に乗せることができた
  2. 部品数の減少による組み立てが容易
  3. キーボードの重さによりトラックボールを固定が不要
    •  解体、組み立てが自由自在
ただ、まだいくつか問題が残っています。
  1. ホームポジション上のクリック、右クリックの入力が不便
    • 今回用いなかったトラックボールのボタンを使うことを前提としてキーボード上のボタンの配置再検討
  2. 親指で操作するには今回用いたトラックボールのボールは重い
    • 別のトラックボールを検討
  3. 高架化すると腕を置くところがな不安定
    • やはりリストレスト?
    • 台のような物を作成すればいけるかも 

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